リンパ芽球性リンパ腫、働きながら子育て

2013年4月、母がリンパ芽球性リンパ腫に。同じ病気の方のブログから、治療方針や病院選びまで、とても助けられました。誰かの役に立てればと思いブログをはじめました。 日々の育児についても書いていきます。

モルヒネの副作用?抗がん剤の副作用?しびれが悪化し歩けなくなる

前回の記事「抗がん剤治療を6クール行う」の続きです。

asiamama.hatenablog.com

 

6クールまで順調にきた抗がん剤治療も、ついにストップすることとなりました。きっかけは、足に力が入らなくなり、歩けなくなったこと。

前日まで片足でスクワットをしていたのに、ある日、急にひざの力が抜けて看護師さんに支えられないと自立歩行できなくなったのです。

母本人によれば、口内炎がひどくなり痛み止め(合成麻薬のフェンタニル)を点滴するうちに急に症状が出たとか。異変を感じた母はフェンタニルの点滴中止を訴えたものの、当初、病棟の主治医たちは「気のせいですよ。マイナス思考ですね。筋力が落ちただけですよ」などとのたまった。

スクワットしてた人が、わずか1日で筋力低下で歩けなくなるなんて、意味がわかりません。看護師さんはもっと母のことを見てくれていて、歩き方があまりに違いおかしいと感じ、最後は婦長さん自ら主治医にフェンタニル中止を訴えてくれ、中止できました。それでも1週間ほど点滴が続きましたが。

この6クール後の仮退院(のちに本格退院に変更)の外来の主治医の診察で、

・病棟の主治医は経験不足で、筋力低下などという誤った判断をしたことの謝罪

・外来の主治医としては抗がん剤の副作用の可能性が高いと考えていること

・筋力低下ではなく抹消神経障害かもしれないので検査すること

を伝えられました。

そして、これ以上抗がん剤を続けて、ほかの神経も麻痺して極端な話寝たきりになったら・・ということで、抗がん剤は6クールで終了との結論にいたりました。

 

この一件で、すっかり病棟の主治医たちへの不信感と怒りを持った母は、二度とあの病院の病棟は戻りたくないと憤慨していました…。